あの日から1週間。杉本は学校を休む日が続いている。球太は少しではあるが反省心が芽生えていた。 次の日、球太は杉本の家を訪ねた。 「なんだよ。お前から逃げた俺を笑いにきたのかぁ?」 「違う!俺はお前と・・・」 「うるさいな!もう帰ってくれよ。学校には明日から行く。」 「部活は・・・?」 「・・・・・」 結局何も変わらなかった。球太は朝、杉本のクラスに行ったが、やはり来ていなかった。 放課後、球太は野球部の顧問に呼び出された。 「杉本が野球部を辞めたいと言っているそうだ。」 「そんな・・・」 気が付くと杉本の家の前に立っていた。そしてもう一度杉本と対面。 「しつこいな。今度はなんだよ。」 「お前、野球部を辞めるのか?」 杉本は一瞬驚いた表情を見せたが、 「え・・・あぁ、まぁ、そのつもりだ。」 そのとき球太はあることに気が付いた。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |