小説 野球キングへの道
野球キングへの道 第9話 ヒーローじゃねぇか!

球太がピンチを乗り切ったことでチームの士気が再び上がる。
いよいよ最終回、西中最後の攻撃が始まる。
先頭打者が出塁すると、送りバントで1アウト2塁に。
次の打者が凡退して西中は窮地に立つ。
そこで代打が告げられる。
「代打、杉本!」
「え、俺が…?」
監督は笑みを浮かべた
「早く行け!」
「はい!」
杉本が打席に入る。
一球目 見逃しストライク。
二球目 ボール。
三球目 ファール。
四球目 ボール。
そして五球目…
杉本は三遊間に弱いゴロ。
ショートが裁き一塁へ。
瞬足の杉本も全力で一塁へ。
ほぼ同時に一塁へ。
判定は…
「アウトー!」
「!!!!」
しかし、杉本は
「違う!誤審だ誤審!」
杉本は一塁手がボールを一瞬弾いたと抗議。
ビデオを使っての判定の末…
杉本の出塁が認められた。
「よっしゃー!」
一度は沈んだチームが再び盛り上がる。
同時に3塁ランナーがホームに帰り同点に。

そして、球太に代打、二年生の武田が送られる。
武田もヒットを放ち、1、3塁に。
ここで一年生代打、長澤がサヨナラ代を放ち、サヨナラ勝ち。
「こいつら、ヒーローじゃねぇか!」
こうして西中は準決勝に駒を進めた。

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