父が野球をやめて二年。球太は小学校に入学した。しかし球太は幼い頃に四年生になったら野球チームに入ると決めていた。それまでは、父に教えを受け、練習を重ねていくつもりだった。そして二年生になってから半年がたったころ・・・ <球太、野球チームに一緒に入らない?> 仲の良かった友達からだった。迷った球太はお父さんに聞いてみると伝え家に帰った。そして・・・ <父さん、話があるんだ。> <ん、何だ。言ってみなさい。> <うん。俺、野球チームに入りたい!> <何?体を壊してはいけないから四年生になったらって言っていたじゃないか。> <うん。分かった。そうだよね。おやすみ。> こうして部屋に戻った球太の目は入団届けをしっかりと見ていた・・・ そして次の日・・・ <球太、野球の話、何て言われた?> <あっ、入団していいってさ!ほら!> そして球太は自分で書いた嘘の入団届けを見せた。 <そっか、良かったね!今日一緒に出しに行こうよ!> <え?う、うん・・・> こうして球太は入団届けをチームの監督に提出してしまう・・・ [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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