小説 野球キングへの道
野球キングへの道 第3話 最終テスト

いよいよメンバーは18人に絞られ、最終テストを迎える。
最終テストの内容は試合だった。
しかし、試合の内容は関係なく、勝ったチームの全員が合格になるのだ。
つまり、ホームランを10本打っても負けたら失格になる。
かなり運に左右される気がしたが、
『最終テストに残るメンバーだから全員同じレベルだ』
と言われ返す言葉がなかった。
試合は3イニングのミニゲームだった。
球太はピッチャーで出場した。
しかし、開始直後の初級をいきなりヒットにされた。
その後も数本のヒットを許し、2点を取られた。
しかし味方も頼もしく、一点を返す。二回にも一点を失うがアレックスというカナダ人がホームランを放ち同点に。
球太は意気込んでマウンドに立つが相手打線が今までの比ではない程打ちまくりついには7ー3に。
ここで負けるわけにはいかず、反撃を見せ、2点差に。
2アウト2、3塁でバッターがヒットを放ち、三塁ランナーが返る。二塁ランナーもホームへ。
滑り込み、判定を見る。
『アウトォー!』
衝撃だった。タイミングはセーフだったが、手がベースに届いていなかった。
この時点でトライアウトは終了した。帰り道に球太に声をかける者もいなかった。


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