小説 野球キングへの道
野球キングへの道  第4話 思わぬ事故

あれから一ヶ月・・・
父の言葉を思い出すたびに球太は心が痛んだ。
あれから一言も話していない。母ともあまり口をきいていない。しかし球太はチームを続けている。野球キングだけを目指して・・・
ある日の学校の休み時間のこと。
<おい、球太はいるか!>
<は、はい。いますけど。>
<大変だ!お前のお父さんが倒れたそうだ!すぐに先生と病院に行くぞ!>
球太は言葉を失った。聞けば精神的発作が起きたらしい。しかも一刻を争う状況らしい。とにかく行かないと分からないと先生は言ったが、球太には分かっていた。
(俺のせいだ・・・)
球太の父の運命は・・・?

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