<手術終わりました!大丈夫です!> 球太は涙が止まらなかった。あの時はまさかこんなことになるとは思っていなかった。軽い気持ちで続けていた野球。それがこんなことになるとは誰も思わない。父はしばらく入院になったので家にはいない。母にはあなたはわるくないのよ。と言われたが球太は次の日、退団届けを提出した。もちろん親には無断で辞めた。これは自分の問題だと思っていた。しかし、一週間後、父は急に容体が悪化し、数時間後には帰らぬ人となった。 <お父さん、ごめん。迷惑ばっかりかけて・・・だけど、天国でも、俺のこと見守っててね・・・> <さよなら> こうして球太の父はこの世を去った。このあとの球太はチームには入らず、今まで以上の努力を重ねた。 そして・・・ <みなさん、今日は入学おめでとうございます!西中学校のあらたな歴史を築いていって下さい!> 球太は心が躍った。この地区でも最強の野球部がある、西中学校。 <楽しみだなぁ〜> 今球太の新たな物語が始まる! [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |