2015年09月05日(土) 【弁当を持ってったのに…(2)】 「弁当持ってったのに…」 のつづき。 親方から米4,000袋の積み込みをノルマられた。10名足らずの人員ではゆ〜までもなく苛酷な数である。それでも誰一人として不満は言わない。それどころか、やってやる!みたいな意地と気合いがにじみ出る。都会では見られない、田舎ならではの人たちである。 ともかく、積み込みが始まった。みんな真剣だ。文字ど〜り、額に、背中に、半端ない汗を流しながら作業する。目に見えるほどかなり順調にノルマを消化していく。「これなら何とか今日1日で片付きそうだ。」計算高いバイトの1人がそう呟いた。しかしそれから3時間足らずでまさかの事態に遭遇する。珍しく親方が休憩宣告を発令した。そして、その直後に誰もが耳を疑う、信じられない言葉が親方の口から飛び出した!! 「今日は昼で解散する」 仕事が想定外にはかどって昼からの分が無くなってしまったのだ。 親方さん、それは良かったですね。でもこっちとしては、せっかく弁当作って持って来たのに、無駄骨になったよ〜で、正直言って複雑な心境です。 そのとき、 携帯の着信音が鳴った!! 時間を見ようと携帯を手に持っていたので速攻で出る。 「あんた釣りに出とらんのか?魚無くて困っとるんよ」 民宿の女将さんからだ。 「分かった、今バイト終了したんで、昼から釣りに出るし夕方電話するよ」 てゆ〜ことで、自宅で弁当を食べて、1時半に出港する。 何とか女将さんの要望にお応えしたい。何がなんでも釣るぞ!その思いで真剣に取り組んだ結果。黒鯛40pとキジハタ30p&27pを釣って、出勤前に釣っておいたアオリを持ち込んで、任務完了となった。めでたしめでたし。 合掌 15:09 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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