第1章〜海賊王JACKASS〜

遠い遠いその昔、大海原のその向こう、瞳が潰されそうなくらいのきらびやかな金・銀の装飾・宝飾…その海賊船に海賊王『JACKASS』は存在した…。

伝説は彼を求めまた伝説は彼を試した。多くの同種の海賊団がはびこる大海の頂に海賊王『JACKASS』は君臨し、その権勢・権威を大いに奮い、他の海賊団をよせつけず圧倒したと記されている。

伝記によると身の丈は二メートルをこえ、同じ身の丈程の黄金の二刀剣を操り、その背幅は筋肉の山々と表情をもつがごとく鋼化し、その豪碗は大柄の強者達が4、5人ほどで取り囲んでも片手間になぎ払い、分厚くも肉々しい手の平とその拳は、岩をも握りつぶし粉砕!…まさに羅刹の豪碗!!…また、その肌は血のたぎりを押さえられんがごとく茶褐色に分厚く、こめかみは角のように硬化し重厚かつ物々しい大髭をたくわえ、悪鬼のごとく鋭い形相と記されている。

…そして、その鋭い眼光には特別な力、魔力が潜在し、睨まれた相手は岩のように固くなりまるで精気を吸い取られるがごとく動けなくなり…最期は狂乱するという…。

その昔、特殊な能力をもったいわゆる現代の超能力である。現代は五感に頼り、優れた能力、第六感は文明の発展などにより潜在の場を無くし閉ざされていったと聞くが…その昔は怪人と恐れられ、第六感を潜在させ自由にあやつる種族も少なからず存在したと記されている…。

その当時ではもちろん 大海原を舞台にはびこる海賊団は無数…そんな怪人、海賊王『JACKASS』にかなうはずもないが金・銀・財宝、そして権力を独占する彼に、もちろん面白くない…と思い刃向かう海賊団は少なくはなかった…。

…後日、 海賊王『JACKASS』の背を、その仲間達が脅かすことになろうとはこの時彼自身きづくよしもなかった…。


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いつのことであろう…天空は稲光をあげ暗雲立ち込める天変地異の境地!海は悲鳴をあげるがごとく荒れに荒れジャッカス船も危機に陥った…。

力で従えた仲間達が船首・船尾を死守し、命を掛け守る最中にジャッカスは仲間達の命すら顧みず「宝をまもれ!!」と強く激しく指示した。

無論、仲間達はそれどころではない…。次から次へと荒波の海面に容赦なく叩きつけられ、その空前絶後な災いの境地を打開できず多くの命を海にささげたと聞く…。

またジャッカスは、その哀れな血にすらも弔いもせず、その上、力こそ全てと猛威をふるったと聞く…。

何時しか仲間達は独裁かつ非情な海賊王ジャッカスに対し憎悪の念を抱き、包み隠し、虎視眈々とその背後を狙う隙をうかがったと記されている…。

当時は仲間を敬愛し信頼し、仲間の為なら命を掛け賭する…それが海賊団の当然の心情、海賊王ジャッカスの行為はその大海では非道と知れわたり悪名を貫いた。

…特に彼の魔力ある眼力、鋭い光を放つ眼光には他も恐れ、その上、戦略・知略に長けた海賊王ジャッカスの恐怖に震えあがった…

が!…。 しかし!

そう……その時は…ついにきた!!


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