第2章〜JACKASSの悲劇〜

何時ものようにジャッカス船は、金・銀・財宝求め航海中…突如!船尾から他の海賊団が押し寄せ、一気に船尾から船首へとなだれ込み、周りを一網打尽に取り囲んだ!!

先程まで静けさに染まる深く青い海はその変異に顔色を変え血しぶきを上げた荒波へと一帯を狂わせた!!

…ジャッカスは知略でも長けた海賊王…語らずともすぐに察知しようと考えたが仲間の心の底まではその略をもってしても通用せず、とうとう大窮地に陥った…そう…哀れにも仲間達による裏切り…。

仲間達はいつぞやの恨みを晴らすべく、他海賊団との密談・諜報を繰り返し、手を結び、それによる反逆的・戦略的行為であった…。

ジャッカスはその非道さと絶対的権力の故に、仲間達には憎悪の念を晴らすがごとく憎まれてはいたが…そのジャッカス自身はどうであっただろうか…?

意外にもジャッカスは他の海賊団に囲まれ窮地に陥ったのにも関わらず、その仲間達を必死に守ろうとしたのだ!


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ジャッカスは海賊王である限り、力こそが全てとその権威を振りかざし他海賊団への自己権威・権勢への圧力の意味も込めて、仲間達に厳しく鉄の掟と言わんばかりにそう努めたとある…。

言わば敵を欺くならばまず味方から…というべきか…。

なんと哀れで…なんと切ない…なんと惨めで悲しい戦いであっただろうか…。

次々と他海賊団が乗り込み、もちろん仲間達すらジャッカスに襲撃をかけた!無敗の二刀剣、豪腕、眼力、眼光の魔力を持つと言えど多勢に無勢…かなうはずもないが、多くの海賊団、仲間達を驚異的になぎ倒したと記されている。

ジャッカスは叫び、荒れ狂い、その悲しみは雷鳴をも呼び、天を狂わせ大海をゆるがせた!!

…ジャッカス船も大半凄まじい戦いによる損傷の最中…突然、稲光が走り雷鳴が轟き、主要マストへと烈火した!雷が軽々とその太い頂をへし折ったのだ!!

…そしてへし折れたその鋭利なマスト先は、なんと残酷にも哀れにジャッカスの右目を貫いたのだ!!

最期まであきらめず無敗のジャッカスではあったが、彼の抗戦は見事に粉砕され、力尽き、ボロボロになった上、右目を失い眼光の魔力すら使えず…海面強く叩きつけられ悲しみの海の底へと…彼はとうとう…逝った…。


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