「祐希。今日、お母さんたちいないね…」 自分たちの部屋で、だらだらと寝ながら漫画を読んでいたら悠太がオレの背中にそっと圧し掛かってきて、きゅうっとオレの首に腕を回し肩に顎を乗せた。 ちらりと目だけ動かしてみたら、かわいい悠太がオレを見ていて、ふふっと微笑んでいた。 「ね?……漫画なんて止めて、さ」 あ、と悠太から取り上げられた漫画を目で追う。 床にそっと置かれたそれはいささか距離があった。 「悠太、まだお昼だよ?」 「もうお昼…でしょ?本当は1日中でも良かったのに、祐希ったら全然手出さないんだもん」 オレのこと大切にしてくれてるのは嬉しいんだけどね。 そう囁き、頬にキスをして頭を摺り寄せる。 今日の悠太は甘えんぼさんだ。 首に巻きついた腕をほどいて、悠太と位置を変えた。 ここからの風景はいつ見てもいい。 「今日は積極的なんですね」 「だってずうっとお預けだったじゃない?」 人差し指をオレの胸に立てて、くるくると弄らしく触る悠太。 あらやだ、この子乗り気じゃない。 「そろそろ、祐希不足……なんです…」 ぱち、ぱち、とYシャツのボタンを外す悠太。 厭らしい ていうか、誘うのうまいよね。 はだけたシャツから肌を覗くと、この前付けた跡はすっかり消えていて、確かにオレが不足していた。 「じゃあ、いっぱい補給しましょうか」 深いキスをしながら悠太の体を触った。 「なーんてことはいつ起こるのかな?」 「一生起こらないから」 × [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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