いや、くせ毛というか天然パーマというかバッハというか…。 まあ何でもいいや。 とにかくそのせいか何か知らないけど、触ったときの感触が心地よい。 「悠太君?」 帰り道、何気なく春の頭を撫でてみた。 ああ、やっぱり心地いい。 何でかなあ、祐希の頭を撫でるのとは少しちがう。 お腹の中からよく分からないものが沸き出る感じ。 「どうしたんですか?」 「んー?春の頭は気持ちいいなーって」 「そうですか?」 自分の頭を撫でてもよく分からないらしく、そうでもないような気がしますけど、と言う。 そりゃあ自分で触って気持ちいいなんて思う人なんてそうそういるもんじゃないでしょ。 「しゅーん」 「はい?何ですか?」 「今日、春の家行っていい?」 「いいですよ。要君たちも誘って…」 「ううん、オレとだけにしてくれる?」 「え?」 久しぶりに春と二人になりたいと思ってお誘い。 他の3人には退場してもらいましょう。 × [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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